「SARS-CoV-2の治療法開発に関する研究」
2019年より新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大が甚大な負の影響を与えており、ワクチンや抗ウイルス薬による有効な治療法の開発が必要な状況です。私たちは以前より行なっていたCPER法という技術を用いて、組換えウイルスを高速で作出する手法を開発しました。この手法を使うことによって、変異を持つウイルスやGFPなどのレポーターを搭載したウイルスを作出することが容易にできました。これらの組換えウイルスを用いて治療法の開発に資する研究を推進したいと考えています。
- Torii et al. BioRxiv. 2020
- Tamura et al. J Virol 2018