Cell Reports誌に論文を発表しました

大阪大学の松浦善治教授と鳥居志保研究員との共同研究で「SARS-CoV-2の高速リバースジェネティクス法の開発」に関する論文をCell Reports誌に発表いたしました。

これまでのリバースジェネティクス(逆遺伝学的にゲノムから組換えウイルスを人工的に作製する技術)と比べて、PCR反応をベースにすることで(CPER:Circular Polymerase Extension Reaction)格段に作業を単純化することができました。この技術を使うことによって、GFPやLuciferaseを搭載したレポーターウイルスや変異を持つ組換えウイルスを容易に作出できるようになりました。現在、この技術を用いて、幅広くSARS-CoV-2の研究を推進しております。

2021年4月13日付で、北海道大学の新着情報にも掲載しております。

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